こんにちは!
家庭菜園チャレンジャー のりじです。
私は毎年、【超薄皮ミニトマト】の栽培をしています。
今回は「あまぷる」と「ぷるるん」の栽培記録になります。
トマトの皮が気になる方には、オススメのトマトになります。
あまぷる・ぷるるんとは

まずはこれらのトマトの紹介です。苗はあの「カゴメ」さんが出しているものになります。
特徴は以下のとおり。
・超薄皮でサクランボのような食感
この超薄皮ミニトマトですが、トマトの皮を気にしたことが無い私でも好きになるトマトでした。
…そして他のトマトの皮が少しだけ気になるようになってしまいました^^;
また、完熟になると味や食感もフルーツを食べているような感じで、子供にも大人気のミニトマトです。
そのため、家庭菜園をする方にオススメできるミニトマトになります。

オススメの理由
では、上記以外のオススメPOINTを紹介します。
- ミニトマトは栽培しやすい
- 脇芽を挿し木にして苗を増やせた
- 子供の喜ぶ顔が見える
- お店では売れないほど柔らかい
順番に説明していきます。
ミニトマトは栽培しやすい
まずは「育てやすさ」です。
ミニトマトは家庭菜園の中でも非常に失敗がしにくいものになります。
もともと雨の少ない場所でも育っていたトマトです。
プランターや袋栽培でなければ、自然界の雨だけでも成長します。
※植付け直後や非常に乾燥している場合は状況を見て水をあげましょう!
最近ではトマト専用の土などが売られており、苗を袋に植えるだけでも栽培が可能で初心者でもチャレンジしやすいです。
脇芽を挿し木にして苗を増やせる
苗は普通のミニトマトよりも高めの値段で売られています。
ただし、脇芽を挿し木にして苗として成長させると、脇芽も普通に収穫出来るくらい成長します。
これは実践済みですので、脇芽で増やすことができる人にとってはオススメです。
ちなみに、やり方は以下のとおり。
①脇芽を摘む
②水に浸けておく
③根が出たら土に植える。
以上! とても簡単です^^
子供の喜ぶ顔が見れる
このトマト、子供も好きです。
子供と一緒に栽培して収穫時の喜ぶ顔はプライスレスです。
ミニトマトに限った話ではありませんが、子供は好きなモノを収穫している時の笑顔がいいです。
ちなみに我が家の場合、ミニトマト収穫となるまでは「イチゴ」の収穫で楽しんでいます^^
お店では売れないほど柔らかい
最後に、このミニトマトの特徴でもある「超薄皮」という点がお店に出回らない理由となります。
事実、完熟させた一番おいしいタイミングでは少しの振動でも割れることがあります。
このため購入したくても難しいトマトになります。
その点、家庭菜園ならば採れたて新鮮で頂けます。
ミニトマトの育て方
畑の場合

畑で栽培する場合は、土づくりをしてから畝たて、マルチをはります。
私は土づくりのときに、米ぬかと発酵鶏糞を混ぜております。
マルチは500円程度の安いものですが、保湿+保温+除草効果から満足しています。
ちなみに、昨年は透明ビニールで中玉トマトのチャレンジをしましたがバッチリ草が生えましたのでオススメしません。
プランターの場合

プランター栽培の場合は、プランターの下に排水性をよくするための鉢底石をいれ、土を入れます。
排水性が悪いと根腐れを起こすことがあるためです。
ただし、プランターの底が排水性を良くしている場合は鉢底石は不要となります。
畑栽培との大きな違いは、水やり頻度になります。
畑栽培はほぼ水やりは行いませんが、プランターの場合は乾き具合を見て水やりをします。
また、肥料についても畑よりモチが悪い気がします。
袋栽培もあり
今回、プランターへ土を入れて栽培をしますが、土の袋でそのまま栽培する方法もあります。
ちなみに私も昨年チャレンジしました。
中玉トマトでの栽培でしたが、2本仕立てで栽培ができるほどでした。
袋栽培の場合は袋の上部に苗を入れる用の穴をあけ、下部に排水用の穴をあけておきます。
トマト専用ではありませんでしたので、途中で追肥(液肥)なども行いましたが、基本的に問題なく成長しました。プランターが無い方にはオススメです。
追肥のタイミング
追肥のタイミングは苗の様子によって判別を行います。
葉っぱが上を向き ➡ 肥料不足
逆に葉が巻き気味 ➡ 肥料過多
となります。
特に葉っぱがバンザイをしている様な場合、液肥をあげましょう(即効性があります。)
また茎の太さによっても判別することができるようです。
では、問題です。昨年育てた脇芽から作った苗ですが、どんな状況でしょう?

私の出した答えは、肥料不足(というかプランターが小さすぎる)です。
成長点付近の葉が上を向いている他、茎も細く、葉と次の葉の間も広いです。
かなり水分をしぼって甘いトマトを作る場合はこれでもいいですが、私の経験上収量はかなり落ちます。
プランターが小さいと根のスペースが限られてしまい、可哀そうなことになります。
ミニトマトでも10リットル以上の土で育てるようにしましょう。
脇芽かき
トマト栽培といえば「脇芽かき」というほど、脇芽をかきます。
脇芽を伸ばして2本仕立て・3本仕立てとやる方もいますが、初心者には脇芽をかいて1本で伸ばすことをお勧めします。
脇芽とはこんな感じに茎と葉の間から出てくる芽のことです。

脇芽かきについての注意として、朝行う事・大きくなる前に行う事・手でやる事などがあります。
ちなみに、脇芽を水に浸けて根出しをし、新しい苗を作ることができます。
まとめ
【あまぷる】【ぷるるん】などの超薄皮ミニトマトはオススメです。
皮が薄いので子供も食べやすいですし、味もおいしいです。
初心者でもミニトマトは育てやすく、失敗もしにくいです。
また、袋栽培ならプランターも買わなくて大丈夫ですし、トマト専用の土であれば追肥もいりません。
*「ぷるるん」ですが、KAGOMEさんから「トマト土と支柱+トマトの苗」がセットになっている商品がありました。興味のある方は覗いてみてください。
ということで、参考になったらうれしいです。
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