こんにちは、家庭菜園チャレンジャーのノリジです。
4月になると様々なホームセンターで苗が並び始めます。
そんな苗を見ていると不思議とワクワクしてしまう時期。
そして予定外の買い物をしてしまうこともしばしば・・・・病気でしょうか^^;
この「ワクワク衝動買い病」では金銭的な部分以外に注意しなければならない点があります。
今回は、トマト栽培初心者向け購入時以降の注意点をまとめました。
この記事で、失敗する人が少しでも減らせれば幸いです。
購入時の注意点
まずは購入時の注意点です。
購入時期
購入時期の注意点は、植付けまでの外気温を知っておくことの必要性です。
ミニトマトは低温に弱く外気温が最低10℃を下回ると冷害が出る恐れもある為です。
また、0℃付近になり遅霜に当たると最悪の事態は苗がダメになります。

外気温を見て、植付けまでの期間家の中で保管できるかどうか確認して購入しましょう。
苗選び
続いて苗の選び方です。

良い苗ってどうやって選べばいいの?
以下に、苗選びのポイントを5つまとめました。
- 主軸(茎)が太く丈夫なもの
- 茎から出ている葉と葉の間が短めなもの
- 葉が濃いめ(同じ品種で比較)なもの
- 茎折れや葉に黒い斑点などが無いもの
- 花や蕾ができているもの
なお、花や蕾があると植付け時に植える向きのコンパスにもなります。
※必ず必要…というわけではありません。
保管時
続いて植えるまでの保管時における注意点です。
保管方法により、せっかくの苗が台無しになることもありますので、ご注意下さい。
- 日に当てる
- 寒さに慣らすが、寒い夜は室内に
- 夜、水をあげすぎない
日に当てないこと・水のあげすぎは苗を徒長させてしまいます。
良い苗を買っても保管中に徒長させてしまう原因となるのです。
また、植える前に外気に慣れさせる必要がありますが寒い日は冷害が発生することもあります。
最低気温が10℃を下回らなくなったら植えていきましょう。
植える時の注意点
植える時の注意点を3つ紹介します。
- 土づくり(事前)
- 水やり
- 支柱などで支える
土づくり(事前)
土づくりとは、苗を植える前に行う畑の準備です。
例えば、石灰や元肥(肥料)を数週間前に土に混ぜ込んでおく作業です。
一般的に、植付け2週間前までに石灰を入れて一度耕し、1週間前に肥料や堆肥を入れ耕します。
※石灰と肥料は同時に入れないようにしましょう。
(注意)石灰と肥料を一緒に入れると、ガスが発生したり、一部肥料養分が吸収されにくくなります。
プランターの方も、元肥や追肥の両方で使える肥料を用意しておくと便利です。
水やり
植える時にはしっかり水やりを行ってください。
苗にも畑にも施します。
なお、植えた直後も再度水やりをすると、土と苗の根に隙間が空いた時にも気づきやすいです。
ただし、その後は根をしっかり張らせるように、控えめにします。
なお、プランターでは乾きやすくなるので、夏の乾きやすい時期は実割れしない程度に上げましょう。
注)土に水が浸透するまでに時間がかかります。数回に分け時間をかけながら水やりをしましょう。
支柱などで支える
トマトは支柱などで支えることが推奨されます。
成長すると重さも増し、風で倒れたり、折れてしまうケースもあるからです。
そのため植えた段階で支柱を設置し、被害にあわないよう対策をする必要があります。
栽培中の注意点
水のやりすぎに注意(乾かし気味が基本)
トマトはやや乾燥気味に育てた方が、実が甘くなります。水をあげすぎると、実が水っぽく、割れやすくなります。
▶ 土の表面が乾いてから、たっぷりと。朝に水やりが基本です。
芽かき(わき芽取り)をこまめに行う
主枝以外から出てくるわき芽を放っておくと、茎が込み合って風通しが悪くなり、病気のもとになります。
▶ 毎週チェックして、指で摘み取るかハサミで早めに除去しましょう。
病害虫に注意し、早期発見・早期対処
トマト栽培では病気や虫の被害も多くあります。
害虫被害としてアブラムシが来る他に、近年ではタバコガ被害をよく聞きます。
こちらの記事にまとめてありますので参考にどうぞ
他にも葉を食べてしまうテントウムシダマシなども害虫としてメジャーな存在です。
また葉に白い粉(うどんこ病)、黒い斑点(斑点病)、実が黒い(尻腐れ病)などの兆候があれば、すぐに対処をしましょう。
▶ 植え付け前に土を消毒したり、葉が込み合わないようにするのも予防になります。
収穫後の注意点
完全に赤くなってから収穫する(追熟に頼らない)
家庭菜園最大のメリットとして完熟まで待てる点が挙げられます。
完熟した実は、糖度が高く風味も良いです。
逆に市販のもの同様に青いうちに取ると、追熟しても味が落ちます。
▶ ヘタの周りまでしっかり赤くなったら収穫のタイミングです。
収穫後は涼しい日陰で保存する
直射日光や高温にさらすと、実が傷みやすくなります。
▶ 常温保存が基本で、すぐ食べないならヘタを取り水気をしっかり拭いて新聞紙で包んで冷蔵庫(野菜室)へ
洗わずに保存。食べる直前に洗う
洗ってから保存すると、傷口からカビたり腐りやすくなります。
▶ 収穫後はそのまま乾燥した状態で保存し、食べる直前に洗うのが◎。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は購入時(時期)~植付けまでの保管、栽培および収穫後の注意点までまとめてみました。
はじめて挑戦する方の参考になればと思います。
なお、手間などを惜しまない!病気を減らし、実割れを抑えおいしいトマトを育てたい!
こんな方は雨除けが必須です。
それでは!
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