こんにちは!
毎年4月になると、ホームセンターでは様々な種類のトマト苗が販売されます。
そんな苗を見ていると、少しワクワクしてしまいます。
家庭菜園チャレンジャー ノリジです。
今回は、初心者向けにミニトマトの育て方をまとめたいと思います。

ミニトマトは栽培しやすいの?
こんな方に向けた記事になります。
家庭菜園の注意点

まず家庭菜園の注意点になります。
私自身が感じる部分もありますし、人によっては大きなデメリットと思える点になります。
では、順番に見ていきましょう。
安くはない
家庭菜園では、苗、肥料や資材ほのかに病気や虫の被害対策にお金がかかります。
しかし、必ず思った通りの味になるとは限りません。
お店で販売されているような形や味などを追及すると費用が高くつき、結果買った方が安いという事がよくあります。
また、最近はトマト専用の土などが700円ほどで売られています。この土に、苗350円や肥料や支柱500円・・・・
軽く1,500円を超えてきます。
その他にも美味しいトマトを追求していくと、雨除けなどの資材にもお金がかかります。
初期投資がかかる
「安くない」と関連していますが、プランターや支柱等は最初の年には購入が必要なものです。
ただ、最近は180㎝の支柱などもダイソー等でも販売されていますので、手が出しやすくなっています。
以下、最初の年に用意したい資材です。
- 土(ない場合)
- プランター(袋栽培の場合は不要)
- 肥料
- 水やり道具
- 支柱
- 麻ひも(支柱と苗を結ぶひも)
- 雨除け(安定した収量や病気予防には必須)
露地栽培の場合には耕す道具やマルチなんかも用意しておくとよいでしょう。
長く使えるので2年目以降は不要となる事が多いですが、最初の年には費用がかさみます。
場所が必要
ミニトマト栽培に必要なスペースとして、横幅は1㎡くらいですが高さが2mくらいに伸びることが多いです。
また、トマトは日当たりの良い場所で育てることも重要になる他、風通しのある場所だったり、雨が出来るだけ当たらない場所が好ましい等
手間がかかる
続いてのちゅい店は「手間」の問題です。
ミニトマトは初心者向けで失敗が少ないですが、以下の点は気を付けて栽培します。
- 水やり
- 脇芽かき(脇芽を取る)
- 追肥(肥料を与える)
最近では、脇芽かきが不要な品種や、最初に肥料がいらない「トマト用土」が販売されています。
しかし、味や長期間の栽培を予定している場合は手間を惜しんではいけません。

でも、脇芽とかよくわからない・・・
そんな場合には、こちらの品種で検討してみてはいかがでしょう?
栽培後の処分にも注意
また、収穫が終わってからの「土」の処分も必要になります。一般的な土は勝手に捨てることができません。処分の時のことも考えると、庭がない方は「燃えるゴミに出せる土」として売られている培養土を購入することを強くお勧めします。
必要なもの
では、栽培方法別に必要なものをまとめてみましょう。今回は畑、プランター、袋栽培で比較したいと思います。

畑栽培の場合は、マルチがありますので水は殆どあげずに育てられました。
プランターの場合や袋栽培の場合は水はけがよかったり、水もちが良くない場合がありますのでジョウロ(ホース)があったほうがいいと思います。
ミニトマトの育て方
トマトの育て方は、私の住んでいる長野県の場合でお話ししたいと思います。
収穫までの流れはざっくり以下の通り。
- 4月中旬 畑作り(畝たて・マルチ貼り)
- GW~5月末 苗や土の購入(寒さ対策)
- 天候(夜の気温10℃ほど)をみて植え付け
- 栽培 ➡ 収穫
細かく見ていくと、植え付け時には水をたっぷりあげたり、支柱を立てて紐で誘引したり、栽培中の病害虫対策・追肥などなどがあります。
追肥は初心者の方は水やりのときに液肥であげると楽だとおもいます。
病気・害虫対策

先ほど収穫までの流れで記載しましたが、栽培中には様々な病気や虫との戦いを繰り広げます。
ここではよくある病気や害虫被害への対策を見ていきたいと思います。
よくある病気
・うどんこ病・・・(症状:葉に白いカビがつく)
非常によく聞く病気で、どんどん広がる細菌性の病気。原因は高温多湿の環境下や、窒素過多でカリウム不足等があげられます。対策は、①通気性を良くする。②葉を切り取る。(病気になった葉は他に移らないよう袋に入れて処分する)③重曹スプレーや酢のスプレーをかける(自作できるが濃度に注意)④市販のスプレーをつかう(用法用量を守って)
・尻腐れ病・・・・(トマトの実の下が黒くなってしまう)
カルシウム不足が原因。対策は苦土石灰を土に混ぜたり、市販のスプレーを葉面散布(葉に掛ける)する。(ミニトマトではほぼ見ない病気)
よくある害虫被害
・アブラムシ対策・・・・(様々な植物に寄ってくる代表的な虫。)
葉の裏や若葉について養分を吸う他、病気を感染させることもある虫。対策は①コンパニオンプランツ(マリーゴールドなど)で予防。②ニームオイルスプレーで予防。③アルミホイルを下に敷いててらす・・・などなど。
農薬不使用で育てたい方はコンパニオンプランツをオススメします。
収穫時期
ミニトマトの収穫までの日数は、一番最初の花が咲いてから約50日後と言われています。となると、本格的な収穫は大体2か月後くらいですね。
私の過去の収穫経験でも、花の確認ができてから約7週目後の収穫となっています。
トマトの成長には日光や温度が重要です。さらに水分量によっても味に変化が起きます。梅雨の雨が多いと実が割れてしまったり、味が薄くなったりします。
まとめ
それではまとめです。
結論:ミニトマトは初心者向け
ただし、値段で見ると安くもなく、様々な注意点もあります。
とはいえ、お店では味わえない完熟トマトを収穫できますし、品種によってはとても甘いトマトを食べることができますのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
慣れてきたら中玉トマトの栽培もオススメです。
最近はいろんなトマトが出回っています。
自分の好みに合ったミニトマトを育てて家庭菜園をエンジョイしましょう^^
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