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【プチぷよ】種から栽培【栽培記録2023】

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オススメ

こんにちは、家庭菜園チャレンジャー ノリジです。

今回は、超薄皮ミニトマト【プチぷよ】の種を手に入れましたので、栽培チャレンジをしてみます。

※【プチぷよ】は、私の地域では苗の入手も難しく、昨年たまたま入手できた品種です。

薄皮ミニトマトの中でもオススメ品種になります。

入手した種は8粒入り(9粒入っていました)で550円でした。

発芽成功率が100%で一粒70円以下、50%140円の種となります。

このトマトは発芽温度20~30℃、生育温度20~25℃(夜間10~15℃)です。

温度管理が発芽のカギになるので注意しましょう。

種まき

種まきの時期は3月下旬となります。

定植から逆算し、2ヶ月ほど前に種まきが必要です。

5月のゴールデンウィーク付近で植え付けしたいので本来は3月初旬での植え付けが好ましいのですが、種を手に入れたのがこの時期になったので、少しずれました。


それでは種まきをしていきます。用意する道具は以下の3つです。

  • 容器

今回使用した容器は100均の容器ですが、洗った卵のパックやヨーグルトの容器でも代替できます。

発芽培土

今回は2種類の土を用意しました。

両者に共通した注意点として、水をはじきやすいので土に水を含ませてから種を蒔くようにしてください。

最初に湿らせないと、水を含ませる時に種が出てきてしまう事があります。

今回比較するのは100均での自作種まき培土と、市販の種まき培土です。

自作は330円、市販の種まき培土は沢山入っていますが安くても1,000円超でした。

発芽結果によっては、今後は安く済ますことが出来そうです。

100均土のつくり方

100円均一で販売されているピートモス・パーライト・バーミキュライトを混ぜて作りました。

今回自作した種まき培土の割合はピートモス50%パーライト25%バーミキュライト25%です。

通常はパーライト、バーミキュライトの割合をもう少し下げるようですが今回は保水性を高めたい点からピートモスの割合を少し下げました。

※今回、水を含ませる工程を忘れてしまい、種まき直前にやり直しました。

  左側が330円の[自作培土] : 右側が市販の[種まき培土]

土に水を含ませたら、種を蒔きます。

種は小さいので、取扱に注意します。

今回は、コンパニオンプランツの「バジル」を一緒に種うえします。

発芽

発芽には温度酸素が必要になります。

この時、注意が必要なものは温度になります。

発芽に必要な温度は25℃~30℃となっています。

この温度で4~5日で発芽します。春先の気温の低い時期に種まきする場合、3つの方法を考えました。

  1. ペットヒーターを利用
  2. 室内の光が入る場所を利用
  3. 人間ヒーター

では、順番に見ていきましょう。

ペットヒータ―を利用

発芽対応として、適正温度を維持するペットヒータ―を利用する方法があげられます。

これは、低温に弱いペットを飼っている人が利用できる方法となります。

新たに購入すると、3,000円~と値段が高く、コスパが悪くなります。

そのため既に持っている人だけオススメできる方法です。

室内の光が入る場所を利用

次に、太陽光を利用する方法です。

家の中の比較的暖かく日の光が入る場所で発芽させる方法です。

窓からの気温が気になる場合は、クリアケースに入れると気温上昇に良いでしょう。



※ダイソー(400円)の透明ケースでも発芽できます。

人間ヒーター

最後に、最も安いヒーター【人間ヒーター】の紹介です。

これは体温を利用した発根方法で、根が出たら土に植える方法です。

やり方は、とても簡単です。

湿らせたティッシュと種を小さい袋に入れて、ポケットに忍ばせる。これだけです。

袋は100均などでも売っています。

今回は5日で発根しました。

以上、3つの方法を見てきました。

今回、【人間ヒーター】と【窓ぎわでのクリアケース】を試しました。

一番先に発芽したのはクリアケースによる自作培養土でした。

発芽比較 左:自作ダイソー培土  右:市販の種まき培土

その後、市販の種まき培土から発芽しました。

最後、人間ヒーターで発根しました。

植えたら、水をあげて、数日待つと葉が出てきます。

今回、この後子供に種をほじられてしまったため、残念ながらここで脱落となりました。

ポット定植

発芽して、1週間ほどで双葉➡三枚目の葉が出てくる頃には根が大きくなってきます。

このころにポットへ定植します。この時根を切らないように優しく扱います。

このあと、背丈が伸びてきたら大きめのポットに再度移します。

定植

日中は窓ぎわに置き、日光が出来るだけ当たる様に栽培します。

日の光が当たらないと、ヒョロヒョロ長細い苗になりやすいです。がっしりしっかりした苗を作るには光が必要です。

ポットが小さくなり、ポット下の穴からも出てきましたので、大きいポットに移します。

土の配合は、赤玉土(小)6:ココピート3:パーライト1です。

ジップロックに入れ、水と混ぜて使います。

腐葉土などを入れるとより良いのですが、腐葉土には虫の卵が多いイメージがあり、今回は入れていません。(しばらく家の中で栽培予定なので)

ポットを移す時には苗を折らないよう優しく取り扱います。

苗に水をあげ、大きいポットの底に土を入れておきます。指で苗の根元を抑えながら逆さまにして小さいポットから抜き出し、大きいポットへ移します。

ポットの異動が出来たら再度水をあげます。

GWすぎには店で販売されているような大きさになると期待し、様子を見守ります。

R5.5 露地栽培開始(最終定植)

ゴールデンウィークに突入し、気温が暖かくなってきました。

お店でも野菜の苗が所狭しと並びだす時期です。

種から育てた苗も順調に成長してきましたので、市販の苗と一緒に定植します。

左から 種・種・つやぷるん(品種:プチぷよ)・ルンゴ(熱料理用トマト)

なお、プチぷよ(市販)が写真外(左側)に定植されています。

5月中旬には朝方の冷え込みにより冷害が起きてしまいましたが、このまま様子を見ます。

今回は「プチぷよイエロー」も一緒に育ててみます。

順次苗の成長具合を更新していきます。

                 プチぷよ 4種   左から 苗 種 種 つやぷるん(苗)

R5.7

気温が上がると一気に成長していきます。

7月の成長状態は以下の通りです。

苗は大きくなりましたが、まだ味はノってきていません。

個人的にはまだまだ酸味が強く、甘みが薄く、もう少し時間が必要だと考えます。

7月後半になり、糖度が上がってきました。

つやぷるん約9度、プチぷよ約9度、イエロー約8度

R5.8

夏も本番の8月になりました。

一房ごと大きめの粒がつくようになってきました。

糖度は上がってきましたが、私の求めている味になるまで あと一歩 というところです。

イエロー 糖度約9度

プチぷよ購入苗 糖度約9度

プチぷよ 種から1 糖度10

プチぷよ 種から2 糖度約8度

同じ苗でも第一花房、第二花房、第三花房で味が違います。

また、同じ房の中でも茎に近い順から甘さが強かったりします。

全体的に味がのりだすのは8月後半でしょう。

R5.9

それでは9月になりましたのでランダムに測定していきたいと思います。

なお、この時期になるとトマトの実が傷みやすく、定期的に剪定などをしないと美味しいトマトが収穫できなくなります。

イエローは糖度が12度まで上がりました。普通のモノに比べ甘く感じます。

一方、粒が大きい為か傷が目立ちます。

ランダム抽出で1つ目 糖度約9度 (種から栽培)

2つ目 糖度約10度

3つ目 糖度 約11度 プチぷよ苗

結果として平均糖度は約10度くらいまで上がりました。

なお、今回は追肥など殆どせずに、8月以降手入れをせず放置した結果になります。

2本仕立てで栽培しましたので、美味しい実を早くから収穫するには一本仕立てで手入れをしっかりするといいと思います。

まとめ

今回はプチぷよシリーズの栽培比較をしてみました。

  • イエロー
  • プチぷよ
  • 種から栽培
  • つやぷるん

栽培結果

●イエローは、フルーツ感が強め

●他3種は大差ないが、つやぷるんが若干粒大きめ

●平均糖度は約10度

●美味しいものを収穫するためには、手入れは怠るべからず

●うどんこ病対策必須。(他の品種よりうどんこになりやすい感じ)

あくまで、私の感想です。

薄皮ミニトマトを栽培する際にはオススメ品種となります。

私も、また来年も育ててみます。

この記事が、誰かの参考になれば幸いです!

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